2018年12月28日 (金)

年末年始は動物受難の季節です。

 今日で仕事納めの方も多いと思います。

お盆もそうですが、年末年始は動物にとっては受難の季節です。

・帰省などで長期間ペットホテルなどに預けられる(ストレス等による体調悪化)

・長距離移動する(行方不明になる危険、ストレスによる体調悪化、事故)

・日ごろ家にいない人が出入りする(逃走の危険、お酒などの有毒物質の誤食)

等が起きうるからです。

 動物を飼われている方は普段以上に気配りをしてあげてください。

2018年12月24日 (月)

糞線虫とコクシジウム

Funsen

糞線虫という寄生虫です。

Cocsi

これはちょっとわかりにくいですがコクシジウムという原虫です。

(中央に横並びに2個、ゆで卵を割ったような感じのものがそうです)

共に同一犬の糞便から検出されたもので、下痢を引き起こします。

子犬なら下痢の末に衰弱して死亡する場合もあります。

 糞線虫もコクシジウムも極めて汚染された環境で感染する場合が多く、放浪犬などは感染していることが発覚することはあります。

 糞線虫は土中に幼虫の状態で生息し、生き物の皮膚を食い破って感染します。回虫などを駆除する薬では駆除できず、注射薬で対応する必要があるのと、重感染でないと虫体が便から発見できず見逃すことがしばしばあります。

 乾燥には比較的弱いはずですが、土中にいた場合乾燥させるのは無理なので実質土地が汚染されたら清浄化はむつかしいでしょう。

 コクシジウムは原虫ですが、写真のオーシストという状態は乾燥にも強く環境中に糞便とともにばらまかれるとこれまた清浄化が困難です。

 ともに駆除薬はありますので、来宅した動物が下痢をくり返す場合はすぐに治療したほうが良いです。

 ※特に糞線虫では経口、経皮的に世話をしている人間も感染する危険があります。動物の病気と思わず飼育環境の改善に努めるべきでしょう。

2018年12月23日 (日)

12月24日(月)も平常通り診察しております。

 12月24日(月)は振り替え休日ですが平常どおり診察しております。

よろしくお願いします。

2018年12月18日 (火)

保護服やカラーはつけません。

 手術の後に創を保護するために筒状の布を加工して洋服のようにして着せたり、エリザベス・カラーを首につけたりするケースがありますが、当院ではまず用いません。

 術後の創を動物自身が少々舐めても感染は生じませんし(徹底した無菌操作を行って手術しますので)、創が開くようなことはありません。

 保護服やエリザベスカラーを付けることでかえって動物がストレスを感じることが多いです。場合によっては視界不良で足元がおぼつかなくなり転倒し骨折というケースもあり得ます。

 当院では術後、おおよそ1週間後に必ず創を診せていただくのですがその時点で発赤や腫脹をしているケースは極めてまれです。多くの場合はきれいに創は治っています。

 勤務医時代は洋服はストッキネットという筒状の伸縮性のある布製包帯に穴をあけて作ったりしていたのですが、作り方にコツがあり、何回もダメ出しを食らったりしてました。

 正直いらないんじゃないかな、と思っていましたが。実際独立して「きちんと無菌的操作を徹底して、傷の治り方を理解しておけば過剰な傷の保護は必要ないな」と実感したので、当院では使ってません。

 

2018年12月17日 (月)

12月18日(火)、19日(水)は平常通り診察しております。

 12月18日(火)、19日(水)はお約束している患者さんの手術が

入っているため、休診日ですが通常通り診察いたします。午後も開いております。

よろしくお願いします。

観葉植物は動物から遠ざけましょう。

 観葉植物は結構、毒性があるものが多いので動物からは遠ざけておいてください。

 環境省のペットフードガイドラインでも一部記載がありますが、それ以外にも毒を持っているものがあります。

 https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide/pdf/8.pdf

 意外な植物が毒性があるので私も勉強中です。

2018年12月 9日 (日)

多飲多尿は糖尿病のヒント。

 動物が急に水をよく飲み、排尿量、排尿回数が増えたら、

まず糖尿病を疑っていいかもしれません。

 それに次いで「食欲はまああるけど体重がやや減ってきた」というのも

一つの特徴です。

 早期発見でインスリン療法を行うことで体調が悪化する前に病状をコントロールできるようになるかもしれません。

 そのためにも食事量の管理、排便、排尿のチェックを怠らないようにしましょう。

2018年12月 6日 (木)

チューブタイプのおやつはお皿に移しましょう。

 最近、犬猫用のチューブタイプのおやつが売り出していますが、封を切って直接犬や猫にぺろぺろなめさせるのは、包装ごと飲み込んでしまう可能性があるのでやめたほうがいいと思います。

 特に犬は食べ物を丸のみする傾向がありますので、要注意です。

 飲み込んでしまった場合、ビニールや紙はレントゲンにはうつりませんので、飲み込んだかどうかもわかりませんし、閉塞が起きた場合も閉塞か所に苦慮することになります。

 面倒でもお皿に移して与えましょう!

2018年12月 4日 (火)

年末年始の予定

 年末年始の予定です。

年末は12月31日(月)まで。

年始は1/1~1/3まで休診です。

ただし、年始も動物の世話等があるので朝晩は病院に来ています。

緊急の場合は留守電にメッセージを入れていただければ対応いたします。

よろしくお願いします。

2018年11月27日 (火)

野良猫に餌をあげるなら終生飼ってあげましょう。

 野良猫に餌をあげてしまうと、家の周囲に居ついてしまい、周囲に糞尿の被害等をもたらしてしまいます。また蚤は野良猫には絶対ついていますので、ノミなどの害ももたらしてしまいます。

  公園などで餌をあげているときに人間にノミが付着して、マンションの高層階でノミが大発生した例もあります。「なぜマンション高層で外に出ない猫にノミがつくのか?」という例があったのですが、飼い主さんが公園で猫に餌を与えていたのでした。

 餌をあげた瞬間は、功徳を施したような気分になるかもしれませんが、不妊手術をしないとどんどん増えていきます。野良猫は栄養状態が悪く、感染症、寄生虫などに罹患し、どんどん死んでしまいます。

 野良猫と接触するときは「絶対家猫にする!」と覚悟を決めて徹底的にお付き合いするか、それができなければいっそ一切かかわりを持たないほうが責任ある態度と言えます。