2017年7月 7日 (金)

本日は開院が遅れるかもしれません。

 本日、天候悪化のため出勤が遅れる可能性がありますので、開院が遅れる可能性があります。ご来院の際は、開院時間内にお電話で事前に開院しているかご確認の上、来院されることをお勧めします。

2017年7月 6日 (木)

犬は登録しましょう。

 犬は飼うようになったらすぐに住んでいる自治体に登録手続きをしてください。

最初の狂犬病ワクチン接種の際に登録しておいてもよいでしょう。

そして鑑札と注射済証は必ず首輪に装着しておいてください。そうすれば迷子になっても家に帰れる確率が高くなりますよ!

マイクロチップのおかげで迷い犬がお家に帰れました。

 マイクロチップは災害などの緊急時や、動物が脱走した時のために入れておいた方がいいものですが、まだまだ普及率は低いです。1%もないのではないでしょうか。

 昨日、迷い犬を保護された方が来院されました。

 苅田町の本年度の狂犬病ワクチン接種済票が首輪にあったので、捨てられたわけではないであろうと推測できました。

 しかし、夕方5時を回っていましたので役所に連絡しても応答なし。

期待しないでマイクロチップをリーダーで探したら、首筋の首輪付近に発見。

 そこから飼い主さんのデータがわかり、さらに警察にも問い合わせた結果、飼い主さんと連絡が取れ、昨日のうちにお家に帰ることができました。

 今まで犬を保護したことはあるのですが、家に帰るまでに最短でも3-4日かかりました。マイクロチップのおかげで素早く飼い主さんが見つかったのはよかったです。

 昨日の雷に驚いて脱走したらしいとのこと。天候が悪くなりそうなときは家の中で犬や猫は保護してあげましょう!

2017年6月30日 (金)

7月2日(日)は終日休診です。

7月2日(日)は獣医師会の会合に出席のため終日休診となります。

ご迷惑をおかけしますがご了解願います。

2017年6月11日 (日)

フィラリア検査の重要性。

 フィラリアというのは心臓の寄生虫です。蚊が媒介します。当院では毎年シーズン初めにフィラリアの検査を犬では全頭実施します。

 フィラリアは

①必要な期間に

②適切な用量の薬を

③適切な間隔で

用いれば100%の予防が達成されます。

「ではなぜ毎年かかってないかどうか調べる必要があるのか?」

と疑問を持たれる方がいると思います。

 なぜ、予防しているにもかかわらず毎年検査をするかというと、

上記の①-③を逸脱している例があるからです。

①必要な期間、薬を用いていなかった(昨年分の薬が余っているなど)。

②薬をきちんと服用、使用できていいなかった(内服のミス、外用薬をうまく塗れていなかったなど)。

③一か月ごとの投薬ができていなかった。

などの理由で、予防しているにもかかわらず「フィラリアにかかってしまっていた」

例は、多くはありませんが散見されます。

 それを検出するために毎年の検査が必要になるのです。

フィラリアにかかっていた場合、予防方法、予防期間に変更が生じる場合があります。かかっていたとしても予防は必要であり、臨床症状が出ていなければ必要以上に落胆される必要はありません。

2017年6月 8日 (木)

動物用おもちゃは原則いりません。

 動物用のおもちゃは多数多数売っていますが、攻撃性の助長や、誤食、誤飲の可能性があるので当院ではお勧めしておりません。

 テレビ番組などで犬や猫にひもを含んだおもちゃを与えていたりしますが、かみ砕いて飲み込んだりします。正直安易な放送はやめてほしいと思います。テレビでやっているからいいんだ、と思わないでください。

 猫に猫用のおもちゃをちらつかせたりすると、確かに噛みついたりじゃれてきますがそれはかなりイラついているからです。最終的には飼い主さんの手にかみついたりしていると思います。不要な刺激は避けましょう。

 丸めたティッシュなども猫は目ざとく見つけて蹴飛ばしたりかみついたりします。

放置しないですぐに片づけましょう。

2017年6月 4日 (日)

犬はシャンプーよりもブラッシングをこまめに行いましょう。

 なぜか犬を洗いたがる方が多いのですが、犬を洗うのは短毛の犬を除いて実はとても大変です。

 犬は全身が毛でおおわれているので洗う前にブラッシングをしてもつれを取ってあげないといけませんが、家庭で犬を洗う場合、ここをスキップしていきなりシャンプーという方が多いです。結果、もつれが固まった状態になって毛布で体が覆われたような悲惨な状態になります。

 女性の方ならよくわかると思うのですが、たいていの女性は髪の毛が長いので(男性よりも)、洗髪前にブラッシングは行うと思います。しないと洗髪中に指が毛に引っ掛かりますよね?

 正直、犬とのコミュニケーションを兼ねたブラッシングのほうが楽しいし、楽だと思うのですが、なぜ大変なシャンプーに家庭で挑むのか不思議です。

 毛が絡まったままだと、今の時期から熱中症が心配です。すでに熱中症疑いの子が来ています。ブラッシングでもつれを取り、ムダ毛を取ることで通気性が高まり、体温の上昇も防ぎ、皮膚の健康のためにも良いです。

 ぜひ、こまめなブラッシングを!

猫もしてあげてください。猫こそシャンプーは必要ありません。

2017年6月 1日 (木)

ニキビダニ症

Nikibidani

 これはニキビダニという皮膚に寄生するダニです。自然界に存在しているわけではなく、母動物がもともとニキビダニを持っていた場合、出産直後に子供に伝搬するといわれています。

 ただし、たいていの動物には寄生しているらしいのですが、免疫で抑制されているので通常はニキビダニは皮膚に悪さをすることはありません。またニキビダニは成獣の通常の接触で感染するとは考えにくいので、同居動物が発症したからと言って過剰に恐れる必要はありません。彼らは皮膚の中でしか生きられません。

 しかし、先天的にある種の免疫が弱い動物は若くしてニキビダニ症という慢性の痒みや発赤、脱毛を伴う皮膚病に悩まされます。また高齢になって体力が衰えた場合も急激な繁殖がおき、発症することがあります。

 昔はある種のフィラリア予防薬を毎日経口摂取する必要があり、また、ある殺虫剤を皮膚全体に塗るという治療法が主流でしたが、効率も悪く危険性も高いので今はあまり行われていません。

 ここ2年程のうちに、塗り薬タイプのフィラリア・蚤予防薬で外国でニキビダニの治療薬として認可されている薬が日本でも販売され、週一回~月一回の使用でかなり効果があります(日本では効能を記載してませんが成分は海外のものと同じです)。使用頻度は症状によって異なりますが、9年前の開院当初から日本での発売を熱望していた薬なので、日本での発売は大変うれしいことです。

 ニキビダニは皮膚奥深くにいるので最初は単なる皮膚炎と診断され見逃しやすいです。また別の基礎疾患が隠れていたりするので慎重な診断、治療が必要な病気です。

 しかし、上記の薬の発売で、飼い主さんや動物にとってもかなりコントロールしやすくなりました。慢性の皮膚病で悩んでいる飼い主さんは調べてみるといいかもしれません。

2017年5月26日 (金)

犬にかまれないために。

 最近は野良犬などは非常に少なくなってほぼ見かけたことはありません。

ただ、たまに明らかに飼い犬が脱走したんだろうな、という犬は見かけます。年に1-2回あるかどうかですが。

 そういう犬には安易に近寄らないでください。良かれと思って保護しようとしたら、犬がびっくりして噛みつくことがあります。保護がむつかしい時は最寄りの環境保健事務所に連絡しましょう。

 そういう訳で野良犬に追っかけられることはほぼ最近はないと思いますが、やはり人が犬にかまれる事故は起きます。その多くは自分で飼っている犬にかまれた、知人の犬にかまれた、という場合がほとんどだと思います。

 犬はいきなりかみつくということはしません。その前に大体、シグナルを出しています。要は「俺に近づくなよ。できればことは構えたくないんだ」という信号ですね。

「近づくな」シグナルとして特徴的なものは

・耳を伏せる。

・鼻面にしわを寄せる。

・牙をむく。

などはわかりやすいでしょう。こういう犬に安易に触ろうとする人は危機意識が足りないと思います。

さらに、

・体が震える。

・尻尾を後ろ足の間に入れる。

・目をそらす。

などもそうです。一見怖そうに見えませんがおびえているので、そういう犬に安易に触ったら噛みつかれるかもしれません。

 いきなり触ったりすると咬まれることもあります。高齢犬で耳が遠い犬などはいきなり後ろから触るとびっくりしてがぶりと来ます。まず正面に回って自分の存在を気づかせてください。また目が見えない高齢犬もいきなり触ろうとするとびっくりするので声をかけるなどしてから触れたほうが良いでしょう。

 要は「安易に近づくな、触れるな」ということにつきます。犬が尻尾を振って依ってきたときに体をなでてあげるくらいでいいでしょう。

 人間だって嫌いな人、知らない人から体撫でまわされたら怒りますよね?犬も同じです。

2017年5月13日 (土)

本当は怖いノミ

Fleaworm

 これはノミの幼虫です。ある猫が来院されたときに診察台の上のペットシーツに長さ3ミリくらいの幼虫のようなものが落ち、顕微鏡で確認してみたら蚤の幼虫でした。

 獣医師ですが、ノミの幼虫の実物は初めて見ました。ノミの成虫はさんざん見ていますが、幼虫が動いているのは初めてです。動物病院は基本、衛生的な環境を保っているのでノミが繁殖することはないもので、今まで教科書でしか見たことがありませんでした。

 ノミは血を吸われた痒い、というくらいではなく様々な病気を媒介します。また蚤の唾液中のたんぱく質によるノミアレルギーを発症させることもあります。ノミアレルギーで重篤なものは皮膚炎だけでなく、消化器症状も起こすことがあります。

 犬・猫は必ずノミ予防は行う、猫はノミ予防をしたうえで屋内で飼いましょう。