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2019年2月24日 (日)

意外に診断がむつかしいニキビダニ症

これは犬の皮膚から発見されたニキビダニです。

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 動物の皮膚に常在しているといわれるダニで、顕微鏡でないと見えない位小さなダニです。

 難治性の皮膚疾患の原因になることがあり、無視できない存在です。

「ニキビダニ症」という病名もあるくらいなのですが、発見がなかなかむつかしく、一匹でも検出できて皮膚が悪ければニキビダニ症と断じてよいくらいです。

 皮膚をメスの刃で血が出るくらいひっかいて検出しないといけないとされていますが案外セロテープで皮膚をぺたぺたするだけで発見できる場合もあります。

 しかし検出がむつかしいので、ニキビダニを疑っても発見できないこともあります。発見できなくても診断的治療を行うこともありますが、やはり発見できた方が治療に説得力が出ます。

 発見できた時は、思わずガッツポーズが出てしまうことあります。

 今は、便利な治療薬が多数出てきており、治療の選択肢が広がりありがたいことです。

 目の周り、口の端、指の間などが赤くはれてじくじくしている犬や猫は実はニキビダニ症ということがあります。アレルギー疾患と考えてステロイドを用いると症状が悪化することがあるので注意が必要です。

 入念な皮膚の検査が必要な疾患です。

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