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2019年2月21日 (木)

(犬)条件を変えただけで血糖コントロールが良好になった一例。

 血糖値が乱降下が激しく、血糖コントロールがうまくいってなさそうな

ワンちゃん。糖化アルブミン(2-3週間の血糖値の指標です)は30%弱。もっと悪いかと思っていたのですが

思ったよりは悪くないのが不思議でした(犬なら20-25%が目標です)。

 他院でペンタイプのインスリン注射器で4mmの長さの針を使っていたので

 注射器タイプで12.7mmの長さの針で同量のインスリンを注射してもらうように指導。

 10日後の糖化アルブミンは22%!一回低血糖気味にもなりました。

 正直その犬に対してインスリンの投与量が多いな、と思っていたのですが条件を2個変えるとどちらが結果に関与したのかわからなくなるので…。

 急きょ、インスリンの投与量を2/3に減らし、2週間後に糖化アルブミンを測定すると24%。良い数字です。

 変えたのは「注射針の長さ」だけ。インスリンを減らしたにもかかわらず血糖コントロールは良好。(注射部位も変えましたが、大きく関与したのは針の長さでしょう)

 針の長さを変えただけで一気に血糖コントロールが良好になる。針が短いことが原因とわからずにインスリン投与量だけ増量していたら低血糖になっていたでしょう。

 些細なことですが「きちんと薬が投薬できているか?」を確認することは大事です。

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