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2018年10月16日 (火)

耳血腫

 耳血腫というのは、犬や猫の耳に何らかの理由で刺激が加わり、内出血が起きた状態です。

 その間接的な原因として、外耳炎、ノミ、ミミダニなどの外部寄生虫による掻痒などが

ありますので、それを解決しないと繰り返しなります。

 しかし、外耳炎や外部寄生虫などがいなくても発生する場合があります。

 耳介には軟骨があるのですが、耳血腫になると軟骨を分解する成分が大量に放出されるようで、放っておくといわゆる「カリフラワー・イアー」という、耳がつぶれた状態になってしまいます。

 単に血を抜くだけでは再度溜まり、炎症を収束できないケースがほとんどです。

 関節炎と病態が似ていることから、血を抜いた後に抗炎症剤を適量注入することで、耳介の拘縮を大体防げます。1回の治療で終わることが多いですが、再度液がたまったときは再度同じ処置をすれば大体収束します。

 当然ですが、極力無菌的な操作を行うことが大事というのは言うまでもありません。

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