« 2018年7月 | メイン | 2018年9月 »

2018年8月

2018年8月26日 (日)

お盆とお正月(動物受難の時期です)

 お盆はお預かりの動物がいたり、出歩いてもどこも混雑しているので開院していたのですが、お盆ならでは患者さんが来ました。

・かかりつけの病院が休みで来院。

・迷い犬が保護されて来院。

・何となく元気がなくて来院。

 持病がある場合などはかかりつけの先生に長期休暇時の対応などを相談されておくとよいでしょう。場合によってはかかりつけの先生なら緊急連絡先などを教えてくれて対応してくださる場合もあるかもしれません。

 またお盆やお正月は来客が多く、戸締りや動物の管理などが甘くなりがちです。泥棒も心配ですが、動物の逸走もよく起きます。今回の迷い犬は保護された方の尽力でその日のうちに家に戻れましたが、行方不明、交通事故でのけがや死亡なども起こりえます。

 また来客が多くいつもと雰囲気が違うと、臆病な動物はそれだけで隠れて出てこなかったり食欲不振に陥ったり、心因性の下痢やおう吐を起こしたりします。

 また長距離の移動もお盆やお正月にはあり得ます。持病を持っている動物は地元のかかりつけの動物病院などに預かってもらい、長距離の移動は避けたほうがいいでしょう。

 お盆やお正月などの長期休暇は、人でも事故が報道されていますが動物にとっても「いつもと違う」期間になり、様々な受難がありえます。飼い主さんもあらゆる事態を想定しておきましょう。事故にあうのは人だけではありません。

糞線虫

 糞線虫というのは、顕微鏡でないと発見できない寄生虫です。

Capture_27

 症状としては下痢がありますが、少数寄生の時は症状が重くない場合もあり、糞便検査をくり返さないと見逃す場合もあります。

 便が何となく緩い、ということで様々な治療をしても今一つ完治しないな、と思っているときに顕微鏡検査で見つけると、原因が特定できた喜びと同時に、「貴様のせいか!」と怒りがわく寄生虫です。(回虫やサナダ虫類に比べると発見頻度は低いと思います)

「kennel disease」(犬小屋でよく起きると病気とでも訳すのでしょうか)と言われ、不衛生で湿度、温度が保たれた環境で幼虫が生きながらえ、皮膚から動物の体内に侵入します。卵の直接摂取でも感染します。

 すべての寄生虫疾患に当てはまりますが、この寄生虫がいる場合、その動物は非常に不衛生な環境で飼育されていた可能性があり、そのコロニー全体に蔓延している可能性があります。

 土中にも幼虫の状態で存在する可能性があるので、動物は地面の上は自由に歩かせないほうがいいでしょう。仮にあるコロニーでドッグランなどがある場所で発生した場合、環境中の糞線虫をどう駆除したらいいのかわかりません。土を入れ替えるか、消石灰をくり返しまくしかないのかと思います。

 駆虫には通常の駆虫薬では効かないので注射タイプの駆虫薬を通常の線虫類を駆除する量よりもはるかに多い量を投与しなくてはならないので、万が一フィラリア症などにかかっていると治療に苦慮することになります。

2018年8月17日 (金)

保護犬です。

 

続きを読む »

2018年8月11日 (土)

お盆は平常通り診察しております。

お盆は平常通り診察しております。

休診日は

8/14(火)(午後休診)

8/15(水)(終日休診)

です。

ただしお預かりの動物等がいますので朝晩は来ておりますので緊急の方はご連絡ください。

2018年8月 5日 (日)

フィラリア陽性から陰性に。

 一年余りでフィラリアが陽性から陰性に転じたワンちゃんです。

Insei2

 今まで予防はしていたのですが、予防薬を飲ませわすれるときがあるということで約1年前は陽性反応がありました。

 しかしある種のフィラリア予防薬を毎月投薬することで陰性に転じました。

 今までで一番短い期間です。

 おそらく不定期とはいえきちんと予防していたので、5-7年前に寄生したフィラリア成虫の寿命が来たのだろうと思いますが、感染してもきちんと予防をすれば(ある種のテクニックを用いますが)陰性に転じます。

2018年8月 1日 (水)

犬の糞便はきちんと持ち帰りましょう。

 犬の散歩の際に、尿は仕方がない部分もありますが、糞便を排泄しても回収しない飼い主がいます。

 不衛生ですし、ご自分の家の前で同じことをやられたらいい気分はしないと思います。もう21世紀になってからかなり経ちますので、現代人としてふさわしい行動をとってもらいたいと思います。

 動物を飼う方が無責任な飼い方をすると、動物に関心のない方がより動物嫌いになってしまいます。大方の飼い主さんは良識があるのですが、一部の無責任な飼い主のためにすべての動物の飼い主に批判の目が向けられます。

 「犬の糞便は自宅にきちんと持ち帰る」という当たり前のマナーは守っていただきたいです。