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2018年7月21日 (土)

抗菌剤は限りある資源です。

 抗菌剤は細菌を殺す薬です。様々な種類がありますが使ううえで大事なのは

①用法用量を守る。使う期間はしっかり使い、症状が消えたらすぐに投薬中止する。

②副作用を把握し、副作用があったらすぐに投薬中止する。

 という点です。

 細菌性皮膚感染症などでは数週間投薬をしますが、1週間ほどで症状が軽減したら投薬をやめてしまわれる飼い主さんがいますが、それはやめてください。無論副作用が出た場合は中止する必要がりますが、そのために1週間ごとの診察をして判断しますのでご安心ください。

 また抗菌剤は「適切な期間」の投薬が大事であり、だらだら使い続けるものではありません。使い続けた結果、体内に薬剤耐性菌が残り、排せつ物とともに外に出てしまい、薬剤耐性菌が野外で生息する事態になります。

 その場合、その菌に感染した人や動物は治療ができなくなったりします。

「抗菌剤は限りある資源」というのはそういう意味です。

 獣医師は、安易に薬剤耐性菌を生み出すような投薬は控えねばなりません。そのためにも知識のアップデートは必要です。

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