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2018年5月18日 (金)

犬の持ち方(保定の仕方)

 4月中、狂犬病の集合注射に2日間参加してまいりました。苅田町内なので何となく土地勘があり、仕事がしやすかったです。苅田町役場の方々、環境保健事務所の方々にはお世話になりました。

 苅田町内のワンちゃんたちは比較的おとなしく、注射はしやすかったのですが、やはり毎年嫌がって暴れるワンちゃんはいます。その時にリードを引っ張り上げて犬をおとなしくさせようとする方がいるのですが、いわゆる「首吊り」の状態なので、やめてください。死にます。ご自分で試さないでください。確実に死にますので。

 おかげで犬がますます暴れて、アクロバティックな注射になってしまい(筋注にならざるを得ない)、痛い注射になるので犬は余計暴れるという悪循環が発生します。

 そこで、犬をおとなしくさせる保定の仕方を紹介します。

Inunomotikata_000016 左はやったらダメな方です。要は右の絵のように、首輪を4時と8時の方向をもってやや下に力をかけると、首が上から固定されます。気道や頚静脈を圧迫しないので苦しくありません。あご下の首輪に手をかけるので保定している飼い主さんも実は噛まれないのです。

 ウェイト・トレーニングをする際も、視線がぶれると体もぶれてフォームが崩れるので、あるトレーナーさんから「どこか一点視線を固定しましょう。そうすると体がぶれませんよ」と教えていただいたことがあります。犬の首を上記の要領で保定すると犬があまり動きません。

 このことからも首輪を犬に装着する重要性がわかると思います。首輪のついてない犬は、胴輪があっても保定できません。

 柔道とか合気道は逆に相手の重心を崩して相手を投げるのです。

 どうしても「怖くて首輪触れない」という方は、ぜひ動物病院に来てください。丁寧に保定の仕方などをアドバイスします。

 大体、狂犬病の集合注射の現場で気の荒い犬も、当院に来るといい子な場合が多いです。当院は私たちのテリトリーなので、犬も比較的「空気を読んで」おとなしくしてくれますし、強引なことはしませんので。

 

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