« ノミ・マダニがすでに出ています。 | メイン | 芝生レベルで”草むら”です。 »

2018年4月 6日 (金)

後肢の骨折

 8カ月齢の小型犬。抱いた状態で転落し、後肢を骨折。おそらく落ちる際に飼い主さんが後肢端をつかみ、全体重が後肢にかかり、ひねってしまったのではと推測します。多くの格闘技でも危険なので禁止技になっている動きだと思います。骨折するときは予想外の動きをするものです。

Kousi2

Kousi1_2

脛骨、腓骨ともに骨折しており、複数の骨折片に分かれています。

 おおよそ一か月半後

Kousi3

Kousi4折れていた細い腓骨も癒合している。

 撮影が雑で申し訳ないですが、結構きれいに癒合しています。2週間おきにレントゲンを撮っていたのですが、遊離した骨折片が徐々に動いて本来の位置に戻っていく様子は非常に興味深かったです。

 開院して間もないころの症例ですが、下巻き材のまき方を試行錯誤していた時期で結構、おうちでキャストがスポスポとれていたようです。

 それでも治ったということを考えると、「緩い固定で積極的に運動」は骨折の治癒には有効なのではないかと思っています。

 また、最近はキャストの良い固定法がわかり、1週間つけていても外れることがないので、1週間おきに下巻き材交換とレントゲン撮影を行っています。当初は飼い主さんのご負担も考えて2週間おきにレントゲン撮影をしていたので、治癒期間は約45日と判断していましたが、最近は上記の理由で1週間おきにレントゲン撮影と歩行確認して、約3週間で固定解除、という流れです。

 

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.bbiq.jp/t/trackback/634921/34120711

後肢の骨折を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。