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2018年2月23日 (金)

ピンは1本ではだめ?

 骨折の治療の一つで髄内ピンというものがあります。私は使ったことはないですが。

 大学の外科実習の時、「単純骨折の時1本では骨が長軸に沿って回転するので、2本以上いれるべき」

と教わりました。

 ただ、最近はこれは正しくないのではないか、と思っています。

というのは上記の理屈は骨の周りの筋肉を全く無視しているからです。

骨と筋肉は結合組織でつながっています。その骨がそんなにぐらぐら動くでしょうか?

 個人的には1本の髄内ピンですら不要ではないかと思っています。

 勤務医時代に、犬の大腿骨骨折に一本の髄内ピンを入れている例を見ましたが、抜釘しても着地ができず明らかに偽関節になっている印象でした。

 当時は「2本以上いれてないから骨の不動化がなされてなかったんだろうな」と思いましたが、むしろ現在は髄内ピンが血行を阻害して偽関節を生じたのではないかなと思っています。

 

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