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2017年11月24日 (金)

小型犬の骨折

 昔は、犬が適当に飼われて、飼い犬であっても放し飼いということがあったと思います。

私も40数年前幼稚園の頃、なんでか犬に追いかけられたことがあります。

今は、ある程度飼育マナーが向上し、放し飼いというのは減ったと思います。

その当時は犬の骨折といえば中大型犬の交通事故による骨折が多かったのではと思います。部位も大腿骨や骨盤、上腕骨などが多かったのではと推測します。

 しかし、近年は大型犬の飼育は減少し、むしろ中小型犬の屋内飼育が増えていると思います。

その中で、「屋内での小型犬の骨折」というのに遭遇するようになっています。

階段からころがり落ちた、というケースもありますが、多くは

・飼い主さんが抱っこしていて落とした。

ケースです。

 場合によっては「フローリングでジャンプしたら骨折」

というケースもあります。

大体、「肘から下」「膝から下」の骨折が多いです。

 レントゲンを撮ってみると、骨の太さは割りばしよりも細かったりして、そりゃ骨折するよなあ、と嘆息します。

 トイ・プードル(小型化しすぎで骨が細すぎる傾向があります)、イタリアン・グレーハウンド(元々足が細い。その割に動きが活発なので骨折しやすい)、チワワ(世界最小の犬種)

などが、骨折しやすいな、という印象を受けます。

 子犬で、変位が少ない場合は案外、温存療法で治癒したりはするのですが、飼い主さんの協力が不可欠になります(取り外し可能なギプスを用いるのですが結構な確率ですっぽ抜けるので、そのつど飼い主さんにつけてもらう)。

 大事なのは、まず骨折させないことです。

・あまり抱っこ癖を付けない。

・適切な栄養と適度な運動で、骨密度を高め、筋力をつける。

・落とさない。

・蹴らない。

・殴らない。

などを守っていただきたいと思います。

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