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2017年10月27日 (金)

ジアルジア症

 最近、子犬や子猫などで家に来たばかりなのに下痢をしている子が散発しています。

子犬、子猫が下痢を起こす原因はいくつもありますが、その中でもジアルジア症が連続してラインされました。

 ジアルジア症は人獣共通感染症です。水様便が特徴です。顕微鏡で新鮮便を調べると便中をひらひら舞うジアルジアの虫体が確認できます。1匹でも確認できればジアルジア症と診断してかまわないのですが、便が乾燥などするとすぐにいなくなるというか、見つけられなくなるので肛門から直接採便して探すこともあります。

 ここ最近は小動物と子犬、子猫で顕微鏡で新鮮便を低倍率で見ただけで、ジアルジアが画面いっぱいに乱舞している症例が相次ぎ、診断が容易だったのは助かったのですが、それだけ重感染しているわけで、小動物や子犬、子猫では下痢による体力低下が予断を許さず緊張する症例でした。

 幸い、ある種の抗生剤が効果がありますので(苦いので飲ませにくいですが)比較的治りやすい病気ではあります。

 熱には弱いのですが、塩素に比較的耐性があるようなので環境中を熱湯消毒と塩素剤での消毒をすれば再感染は防げると思います。

感染を避けるには不特定多数の動物がいるエリアには近寄らないということです。

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