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2016年11月

2016年11月24日 (木)

猫の尿路閉塞

 そろそろ寒くなってまいりましたが、これからの時期は猫、特にオス猫が尿路閉塞を起こす場合があります。

 新鮮なキャットフードと水だけ与え、室温を十分に暖かくしておけば通常は発症することはありません。

 尿路閉塞の原因は多岐にわたります。

 不適切な食事(かつお節や煮干しなど、マグネシウムが多い食事)を与え、尿石が尿道に詰まって閉塞などは原因が明白ですが、尿石がなくても閉塞を起こすことがあります。

その場合は血の塊や細胞の塊などが詰まって尿道閉塞を起こしていると考えられます。

 いずれにしても尿道の閉塞を細いカテーテルを使って解除せねば腎臓が回復不能な損傷を受けてしまいます。

 ストレスが一因であることは経験的にわかっていますので、飼育方法、飼育環境を改善することで再発がかなり防げます。

・適切な温度を保つ(寒いと運動不足からの飲水量の減少を招く)。

・良質のキャットーフードと水のみ与える。

・食事の量を管理し過剰に太らせない。

・トイレは頭数分+1~2個は準備する(トイレが汚れていると排泄を我慢してしまう)。

・整理整頓し飼育環境を清潔に保つ。

・ノミがいれば駆除する(ノミアレルギーなどを発症するので)。

これだけでかなり尿路閉塞の発症を防げます。

ただしい飼い方を心がけて猫を病気にしないようにしましょう。

 

2016年11月20日 (日)

動物の眉毛?

 犬や猫の目の上の部分に小さなふくらみがあるのをご存知でしょうか。

 そこには少し太い毛が生えていると思います。柴犬などはそこが強調されて平安貴族の眉毛のようになっている犬もいると思います。

 その毛は眼窩上毛と言って、「触毛」の一種です。頬にある髭と同じようなもので(頬ひげも頬触毛といいます)顔面の三叉神経とつながっていて感覚器の役目を果たします。

 毛根部分が膨らんでいるので(毛が太いので)その部分にバリカンなどをかけてしまうと傷ついたりしますので気を付けてください。一見毛を刈るといぼのような感じに見えますのでびっくりされるかと思いますが、いぼではないので安心してください。

2016年11月13日 (日)

子犬には餌を十分与えましょう。

 子犬は生後半年くらいまでは一日3-4回フードを小分けして与えるようにしましょう。

 胃袋が小さいのと、消化機能がまだ未発達なので一日2回では栄養不足になる可能性があります。

 また子犬が食糞をすることがありますが、単純におなかが空いているので糞を食べてしまうという生き物としては自然な行動です。食事の量と回数を増やしてあげると解決する場合がほとんどです。食糞をしたからと言って怒らないでくださいね。

2016年11月 5日 (土)

屋内での動物の事故。

 最近は、屋内で犬や猫を飼ってくださるご家庭が増えて、交通事故や感染症にかかる動物が減っているのは喜ばしいことです。

 その一方で、屋内でけがや異物摂取をしてしまうケースは依然あります。

・ゴミ箱は蓋つきにして、荒らされないようにする。

・生ごみなどは放置しない。食べ物もテーブルの上などに放置しない。

・階段から落ちて骨折という例もあるので、できれば動物がいる階は固定する。

些細なことに注意するだけで重篤な事故は防げます。