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2014年6月

2014年6月30日 (月)

土の中

 犬は土がむき出しになったエリアや草むらには連れて行かないようにしましょう。

草むらにはノミやダニが潜んでいるからというのは前にも書きましたが、草がないむき出しの地面も危険です。

 特に不特定多数の犬が使用するような土壌は、さまざまな犬の糞便などで汚染されている可能性があります(無論糞便は掃除されるでしょうが完全に除去はされません)。消化管内寄生虫やその卵などに汚染されている可能性があります。

 綺麗に整地されているように見えても、広場などで自由に犬を歩かせないほうがいいでしょう。寄生虫などに汚染されてなくても土中にはさまざまな細菌、真菌が存在します。

だから枯葉などが分解されて栄養のある土になってくれるわけですが、犬が舐めたりしたら食中毒などになる危険性もあります。足が汚れるとそこから皮膚病になるかもしれません。

 犬は基本的には舗装された道路を散歩させてください。

 

2014年6月29日 (日)

おやつや人の食事は与えないで!

 犬も猫も基本的におやつは必要ありません。

特に犬や猫は人が食べるものをおすそ分けしますと、大体肥満になります。

また人と違って歯磨きはほぼできませんので、加熱食品を食べると歯垢がついて、歯石となり歯周病を引き起こします。

 歯石除去を行っても、食生活を改善しない限り1年もしたらまた歯石がついてしまい、かなり虚しい気持ちになります。犬や猫の歯石除去は麻酔をかけて行いますので、当院では術前の血液検査も実施しますし、気管挿管して吸入麻酔で行います。手術と同じくらいの緊張感を持って臨むのですが、しばらくして再度歯石がついているとかなりがっかりします。

 基本的にフードと水のみで生活している犬や猫は歯石がつく量も少ないです。

シンプルな食生活が結果として健康も維持できて動物病院に来る回数も減ります。

2014年6月28日 (土)

野良猫に餌をあげないでください。

 ここ一ヶ月ほど、子猫を拾いました、という方が来院されます。

ダンボールに入れられて捨てられていた子もあれば、交通事故なのか大きな怪我をした子、

すでにこと切れていた子もいます。

 野良猫が産んだのか、飼っている猫が生んで始末に困って捨てたのかはわかりませんが、どちらにしても避妊していない猫がいるからです。

 もしも猫を飼っていて、去勢や避妊をしてないまま外に出していたら、メス猫なら妊娠しますし、オス猫なら雌猫を妊娠させてしまいます。

 その結果、子猫が生まれてしまいます(オス猫は生みませんがどこかで交尾をしていることでしょう)。

 里親が見つかればいいですが、次々生まれる子猫のために里親は探せないでしょう。メス猫なら速やかに避妊しましょう。オスなら去勢をしましょう。そして猫は家の中で飼ってあげましょう。

 もしも野良猫に餌をあげている人がいたらすぐにやめてください。一瞬のやさしさは何にも生みません。中途半端に餌をあげるくらいならいっそまったくあげないか、もしくは一匹でいいので生涯飼ってあげてください。

 野良猫が子猫を産んでしまうと、不幸な猫がまた増えてしまいます。餌をあげないとかわいそうと思われるかもしれませんが、その野良猫の生涯に責任が持てないのなら野良猫に餌はあげるべきではありません。

2014年6月27日 (金)

犬や猫に草を食べさせないでください。

 犬や猫は基本的に肉食獣ですので、植物を食べる必要はありません。

犬が散歩中に草を食べることがありますが、それは胃酸分泌が過多になっている場合が多いので、まず食の量を増やしてあげるということと、もしも草を食べてはくということが頻回ある場合は胃酸分泌を抑制する治療をしたほうがいいかもしれません。

 また道端の草には何がついているかわかりません。ダニがいるかもしれませんし、寄生虫の卵が付着しているかもしれません。除草剤がまかれているかも知れず、どんな危険があるかわかったものではありません。絶対に食べさせないでください。

 猫にも「猫草」なるものが売っていたりしますが、あげなくてもいいものです。良質のフードと水だけで十分です。

2014年6月20日 (金)

当院の玄関の扉は外開きです。

 非常に細かいことですが、当院の玄関のロールカーテンが下りているときは玄関の扉は閉まっております。午後1時~4時は手術等を行っている時は上記のような状態になっており、来院されても電話にも出れません(多くの場合手術室で処置中ですので)。申し訳ございませんがご了解願います。

 ロールカーテンが上がっている時はよほどうっかりしていない限りは玄関は開いております。

 まれに内側に押して「???」となる方がいますが、当院の玄関の扉は外開きですのでよろしくお願いいたします。

 ロールカーテンが上がっているときは午後1~4時の間でも、診察室のほうにいます。そういう時は手術直後などで放心状態になっているときが多いので、玄関の扉が「ガチャガチャッ」と揺さぶられると、かなり驚きますので、押してだめなら引いてみてください。

 なお、緊急時は午後4時を待たずに診察に対応しますが、緊急時以外はなるべく午後4時からの来院をお願いいたします。

傷ついた動物を助ける時は注意しましょう。

 当院の前は国道が走っており、残念ながら交通事故が良く起きます。

車対車が一番多いですが、まれに人身事故も起きてしまいます。

さらに、かわいそうなことにしばしば動物も輪禍にあいます。

しかし、車道に動物が倒れていても安易に助けに行かないでください。

それこそ助けに行った人が車にはねられる危険があります。

そして多くの場合、輪禍にあった動物は致命傷を負っており助かりません。

傷ついた動物を助けたい、その気持ちは尊いのですが冷静な対応をお願いします。

2014年6月19日 (木)

動物は一家に一匹がよろしいかと思います。

 動物を飼うに当たっては、まず適切な飼育環境を準備できるか熟慮してから決めましょう。

犬や猫は縄張り意識がありますので、原則一家に一頭がよいと思います。

二匹目を飼う時は、安易に決めずご家族で十分議論をして飼う事を決めましょう。

お子さんが複数いる時等は、ついお子さん別に動物を買い与えてしまうかもしれませんが、動物にとって同種であっても他の動物が身近にいるのは緊張するものです。

兄弟の動物であってもそれは同じです。

複数頭飼うと、食事代や各種予防代、糞尿の世話も倍かかります。

一頭でいいから丁寧に飼育していただければよいと思います。

2014年6月15日 (日)

小動物は特に温度管理は気をつけましょう。

ハムスターやウサギなどの小動物は犬や猫よりも高温に弱いです。

今の時期から(場合によっては5月から!)エアコンで冷房を入れてあげましょう。

保冷材はかじってしまったり、低温やけどを誘発する場合もありますので避けたほうがよいです。また空気自体を温度を下げないと小動物の体温上昇抑制には意味がありません。

小さい動物は犬や猫よりもより体温が上昇しやすいです。

「窓を開けているから」と安心せずに温度と湿度をチェックしてみてください。

2014年6月 9日 (月)

ウサギさんを飼う上での注意。

ウサギさんのかごの中には

・干草

・少量のペレット

・水

・ウサギが食べても良い野菜、野草を少々

以外は入れないでください。ウサギはいろいろなものをかじります。布などを寒さ対策などで良かれと思って入れていると、それをかじってしまい腸閉塞を起こす可能性があります。

 また「かじり木」などを入れると歯が根本からゆがんでしまいます。不必要なものですので入れないでください。

 ささいな注意で重大な事故が防げます。

部屋に出して遊ばせるときも、電源コードなどをかじらないように注意が必要です。飼い主さんが気をつけてあげましょう。

2014年6月 7日 (土)

環境省のペットフードガイドライン

http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide/pdf/4.pdf

以前のHPでもしばしば紹介していましたが、環境省の出しているペットフードガイドラインです。

全体はこちら

http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide/pdf/full.pdf

非常に良くまとまっていて、犬猫に何を与えてもいのか、何がだめなのかわかりやすく解説してくれています。

動物に副作用をなす食べ物は非常に多いので、「良質のフードとお水だけにして」とアドバイスするのはそれが費用対効果を考えると一番無難だからです。

おやつは必要ありません。

ぜひ、上記のパンフレットをご一読ください。