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2019年1月11日 (金)

観葉植物は動物から遠ざけましょう。

 観葉植物は意外に動物にとって有毒なものが多いです。

・ユリ科植物:腎不全を引き起こす。特に猫は顕著。英名でLilyとついているものは一見ユリに見えなくてもユリ科植物です。

・ポトス:葉を鑑賞する。英名Devil's ivy(悪魔のつた)口内炎や刺激性皮膚炎を引き起こす。

・しきみ:仏壇や神棚にサカキの代わりに飾られることもあり。防腐作用があるので長持ちするが、有毒である。

 正直、すべての植物の有毒性を把握してあるわけではないので、気になる場合はネットなどを使って調べてください。

 https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide/pdf/8.pdf

環境省のペットフードガイドラインにも一部載っています。

 有毒でなくても植物を摂取して葉や枝などが腸閉塞を起こすケースもあります。動物と植物はスペースを分けましょう。

2019年1月10日 (木)

犬や猫は生後3か月以上は親と一緒にいたほうがよいです。

 一般家庭で生まれた犬や猫を見ていると生後3カ月以上、親とともに過ごした動物の方が性格が落ち着いている印象があります。

 特に犬は生後2カ月未満で親犬から引き離された場合、犬社会のルールを学んでないためと分離不安なのか、非常に落ち着きのない子犬になっていることが多いです。

 また生後3か月以上育てていると、その間に伝染病、寄生虫疾患、先天的疾患が顕在化するので、そういう動物が市場に出回ることを防ぐことができます。

 そういう動物がどこで手に入るかといえば、動物愛護センターなどの保護施設です。

 多くが郊外にあることが多いので少し足を延ばさなければいけませんが、動物を飼ってみようかと思う場合は一度足を運ばれてはいかがでしょうか。

 実際、飼うのも楽だと思います。

2019年1月 8日 (火)

飲水量、排尿量の増加は糖尿病のサインかもしれません。

 動物でが元気食欲はあるけど、最近えらく水を飲むな、とか排尿量が多いな、というときは糖尿病を疑ったほうがいいかもしれません。大体肥満気味の子が多いと思います。

 初期の段階で見つかれば、糖尿病の合併症(白内障や腎障害)を引き起こす前に血糖コントロールができます。

 肥満気味の動物が痩せてきたときは糖尿病がかなり進行して高血糖が長期間続いていることになり、動物の健康状態が悪化しており、血糖コントロール以外の治療が必要になります。

 糖尿病の治療は1日2回のインスリン注射です。飼い主さんにやってもらうことになりますが難しくありません。

 現在は糖化アルブミンという2週間くらいの血糖値の評価ができる検査が安価にできるので、初回は半日お預かりして血糖値を2時間おきくらいに測定して、必要なインスリンの量を算定します。糖化アルブミンも測定します。

 以後は2週間おきくらいに糖化アルブミンと血糖値を測定してインスリンの量を修正していきます。食欲元気があれば入院は原則必要ありません。

 特に犬は糖尿病の合併症が出やすいので、なるべく早く血糖値を安定させたいので一か月強でインスリンの投与量を決定できるのが理想です。

 以後は1カ月おきに糖化アルブミンと血糖値を測定していき、糖化アルブミンの数値が良好なら測定は2-3カ月おきにする場合もあります。

 動物の糖尿病は原則一生インスリンを投与せざるを得ませんが、きちんと管理できれば十分長生きできます。

 糖尿病を放置すると糖尿病性昏睡の状態に陥り血糖コントロールを行っても予後不良で亡くなる場合もあります。飲水量、排尿量はさりげなく気をくばりましょう。

2019年1月 7日 (月)

動物の排便は健康のバロメーターです。

 来宅直後の動物が「それなりに食欲元気はあるけど便が緩い」というのは何らかの寄生虫、病原体の感染症の可能性があります。

 通常、子犬、子猫であっても便が緩いということはあり得ません。

(フードが変わったから、環境が変わったから、ということで便が1-2日緩くなることはありますが、それ以上の期間緩くなることは健康ならあり得ません)

経過を見すぎると、幼弱な動物は衰弱して死亡することもあり得ます。

 小動物の軟便、下痢は「病気」と考えて早めの受診をお勧めします。

2019年1月 3日 (木)

あけましておめでとうございます。

 あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

 前にも書きましたが、お盆やお正月は動物にとって受難の時期です。

 複数の人の出入りがあり、特におとなしい猫はびくびくしてどこかに隠れて出てこない、ということがあります。大体寒いところに隠れているので索さのストレス、飲水、食事ができない、等で膀胱炎や尿路閉塞をこの時期に引き起こすことがあります。

 犬は車での長距離移動の途中で逃げる、不慣れな場所で遊ばせて足を痛める、などが起こりえます。

 またどうしても飲酒の機会が増えますので、注意力散漫になり、動物がテーブルの上の食べてはいけないものを食べてしまったり、ということも怒りえるのがこの時期です。

 動物を飼われている方は、動物がストレスを感じることがないように気を使ってあげてください。

2018年12月31日 (月)

年末年始はフード等の量を確認しておきましょう。

 (今更ですが)動物を飼われている方は、年末年始はフードや持病の薬などの在庫を確認しておきましょう。

 当院には犬猫がおりますが、それに関してはフードはまったく問題がないのですが、水鳥が二羽おります。翼がもげて野生復帰できなくなった個体で

飼っているのですが(県の野生動物保護の一環です。通常は野生動物を許可なく捕獲してはいけません)、魚食なので、小魚を定期的に買わなくてはいけません。

 小あじ、こいわし、キビナゴ等を近所のスーパーで新鮮なものが入手できるので二日に一度は購入しています。困るのがこの年末年始です。大体大きな尾頭付きの魚ばかりになるので、小魚が手に入りませんし、さらに年末価格でお値段が高め・・。

 毎年、何とか冷凍の備蓄で正月三が日はしのぐという状態です。漁師さんもさすがにお正月はお休みなので、早く三が日が開けてくれないかな、と思いながら正月を過ごしています。

 

良いお年を。

 本年はお世話になりました。年末にいらっしゃる飼い主さん達から

「よいお年を」とご挨拶をいただき感謝しております。

 本年もお世話になりました。皆様もよいお年を。

 本日まで平常通り診察しております。

 1月1日~3日は休診です。

 ただし、朝晩は動物の世話で来ておりますので、電話に出なくても留守電等にメッセージを入れておいていただけたら対応できる場合もありますのでよろしくお願いします。

 (年末年始はどこに行っても混雑してるのでほぼ家か病院におります)

2018年12月28日 (金)

年末年始は動物受難の季節です。

 今日で仕事納めの方も多いと思います。

お盆もそうですが、年末年始は動物にとっては受難の季節です。

・帰省などで長期間ペットホテルなどに預けられる(ストレス等による体調悪化)

・長距離移動する(行方不明になる危険、ストレスによる体調悪化、事故)

・日ごろ家にいない人が出入りする(逃走の危険、お酒などの有毒物質の誤食)

等が起きうるからです。

 動物を飼われている方は普段以上に気配りをしてあげてください。

2018年12月24日 (月)

糞線虫とコクシジウム

Funsen

糞線虫という寄生虫です。

Cocsi

これはちょっとわかりにくいですがコクシジウムという原虫です。

(中央に横並びに2個、ゆで卵を割ったような感じのものがそうです)

共に同一犬の糞便から検出されたもので、下痢を引き起こします。

子犬なら下痢の末に衰弱して死亡する場合もあります。

 糞線虫もコクシジウムも極めて汚染された環境で感染する場合が多く、放浪犬などは感染していることが発覚することはあります。

 糞線虫は土中に幼虫の状態で生息し、生き物の皮膚を食い破って感染します。回虫などを駆除する薬では駆除できず、注射薬で対応する必要があるのと、重感染でないと虫体が便から発見できず見逃すことがしばしばあります。

 乾燥には比較的弱いはずですが、土中にいた場合乾燥させるのは無理なので実質土地が汚染されたら清浄化はむつかしいでしょう。

 コクシジウムは原虫ですが、写真のオーシストという状態は乾燥にも強く環境中に糞便とともにばらまかれるとこれまた清浄化が困難です。

 ともに駆除薬はありますので、来宅した動物が下痢をくり返す場合はすぐに治療したほうが良いです。

 ※特に糞線虫では経口、経皮的に世話をしている人間も感染する危険があります。動物の病気と思わず飼育環境の改善に努めるべきでしょう。

2018年12月23日 (日)

12月24日(月)も平常通り診察しております。

 12月24日(月)は振り替え休日ですが平常どおり診察しております。

よろしくお願いします。